カメラアプリ -Hash Shot-
撮影した写真は順番通りで、編集(改ざん)・消去していない事が証明できます
例えば公判で、都合が悪い写真を消去したと疑われる事はありません
民事・刑事裁判での
デジタル写真の証明に
芸術作品のオリジナル証明
車両修理の保険申請に
研究、産業、医療分野での
顕微鏡撮影に
ご周知のように、画像データの改ざんによる不利益や損害から社会を守る事は世界的な課題です。
「Hash Shot」は世界で初めてデジタルデータの指紋と言われる「ハッシュ値」を
利用し誰でも簡単に「オリジナルの証明」や「改ざんの検証」ができるアプリです。
私ども株式会社PGS(東京・港区)は、現在日本の警察などで採用されている、一度しか書き込めない
書ききり型の「改ざん防止メディア」を初めて企画した企業として、この課題を解決すべく、
このアプリ「Hash Shot(ハッシュショット)」を開発いたしました。
「Hash Shot」を用い、撮影直後に算出される画像データ固有のハッシュ値(SHA256で算出)
を参照すれば、その画像が改ざんされたものかどうか判別できます。
☞ 特許取得(※特許第7427310号) / 国際特許出願中
これまでは、データに手を加えていないこと(オリジナル性)を証明するのは極めて困難でした。
しかし、「Hash Shot」はハッシュ値を「データ固有の指紋」として使用することで、その証明を
可能にしました。
例えば、エクスポート後に改ざんされた写真は、スマホに記録されていたハッシュ値を参照することで
容易に改ざんを指摘できます。
また、記録されているインデックスのハッシュ値(赤色で表示)と、エクスポートされたインデックスの
ハッシュ値(allhash)を比較することで、撮影した順番や枚数の確認ができます。
つまり、写真データが前後に入れ替えられた場合、それを発見することが可能です。
なお、アプリ内では編集・加工ができません。さらに、PCからの書き込みもできないため、
外部からの改ざんも防ぎつつ管理が可能です。
また、ハッシュ値から元データを復元することはできないため、保存されているハッシュ値から
第三者が元画像を復元することもできません。
Update シアノ等撮影用白黒反転機能(inversion)追加しました
-Hash Shot-用途について
車両事故の際に
撮影と同時にハッシュ値を計算するアプリ「Hash Shot」は、自動車修理のケースにおいて有用です。修理前後の写真における改ざんが防止され、保険金の申請時に、事故の状況を客観的に確認できます。これにより、保険金の公正な見積もりと迅速な処理が可能となりトラブル回避に役立ちます。修理前後の写真を比較する際、ハッシュ値によって写真データの正確性が保証されます。このアプリの導入により、自動車修理産業はより透明性が増すでしょう。
DVなどの証拠写真
「Hash Shot」はDV(家庭内暴力)の証拠写真として、また児童養護施設や介護施設における暴力行為を証明する写真としても有用です。
このアプリでは、虐待の痕跡や暴力行為を撮影し、改ざんできないオリジナル証明を提供できます。これにより、虐待の実態を正確に記録し、被害者の保護や支援に役立つでしょう。
また、虐待事案を扱う裁判所や警察へ証拠として有効な裏付けを提供できます。
消防点検の際に
「Hash Shot」は消防の予防課や罹災証明にも有効な活用ができます。消防の予防課では、火災前後の建物や施設の撮影データをセキュアに保存し、改ざんのないオリジナル証明を提供。火災原因の迅速な調査や火災予防に役立ちます。罹災証明では、災害発生前後の地域や建物の状況を確認し、復興の過程や進捗を記録。被災者へのサポートや保険金の適正な支給に寄与します。データ改ざんの防止と信頼性の確保により、消防活動や災害対応において信頼性のある情報提供が可能です。
弁護士の方々
「Hash Shot」は証拠保全にも有効です。
弁護士の方々は証拠収集段階でアプリを活用し、信頼性の高いデジタル証拠を確保できます。これにより、裁判所での証拠提出時に信頼性が高まり、対象となる情報の真実性や正確性を強化でき、証拠の有効性と弁護活動の成功率向上に寄与します。また、裁判外でも交渉や紛争解決において信頼性のある情報共有が可能となります。
ロースクールの教材に
「Hash Shot」は、法学教育現場の教材として大きな有効性を持ちます。学生が法律の解釈・運用にあたって実際に「Hash Shot」アプリを使用することにより、改ざん防止の重要性を実践的に理解でき、デジタル証拠の信頼性についてより深い洞察を得ることがでるでしょう。さらに、証拠能力や証明力に対する議論を展開する際に、ハッシュ値の有用性を実感するはずです。
裁判迅速化の一助に
「Hash Shot」を裁判で写真データを証拠として提出する際、改ざんされていないデータであることは大前提です。裁判官や関係者はハッシュ値を通じてデータのオリジナリティを確認し、証拠の改ざんや偽造の可能性を排除できるため、証拠提出の審査が迅速に行われます。裁判所によるデータの検証が容易になることで、証拠の評価や争点の解決が効率的に進み、裁判手続きが迅速に行われることが期待できると考えます。